LEDの明るさはルーメン(lm)数によって表示しています。
白熱電球はある程度、W(ワット)数=明るさとして消費電力が目安になりますが、LEDは効率が大きく違うためW数が高いからと言って明るいとは限りません。(W≠明るさ)
下の表から現在お使いの電球が何Wか確認し、ほぼ同じ明るさになる光の量「ルーメン(lm)」表示を選びましょう。
カタログやパッケージにも「ルーメン(lm)」が表示されていますので確認してください。この数値が高いほど明るくなります。
E26口金 | |||||
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一般電球 | 20形 | 30形 | 40形 | 60形 | 100形 |
電球形LEDランプ | 170 lm以上 | 325 lm以上 | 485 lm以上 | 810 lm以上 | 1520 lm以上 |
E17口金 | ||||
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小形電球 | 25形 | 40形 | 60形 | 100形 |
電球形LEDランプ | 230 lm以上 | 440 lm以上 | 760 lm以上 | 1430 lm以上 |
電球形LEDランプは、ランプ直下が明るい特性やランプの構造から、ペンダントやスタンドに取り付けるとソケット付近に光がまわらず、セード上部に暗部があらわれてしまうことがありますので、ご注意ください。
ただし、最近は全周配光(配光角180度以上)など、セード全体に明るさが回る電球形LEDランプも登場していますので、それらを使用すれば、ある程度光は広がり、陰をやわらげられます。
わかりやすいのは蛍光ランプのオレンジがかった電球色と青っぽい昼白色でしょう。一般的には同じlm数を比較すると青っぽい光の方が明るく感じます。(実際の光の量とは必ずしも一致しません) 電球色のようにオレンジがかった色合いの方がくつろげる空間をつくりやすくなります。
実際には、住宅で使用する光源の色は個人の好みで決めることが多いようです。
選ぶ際には、まわりの器具と色味を合わせたり、今まで使っていた器具に色味を合わせると使いやすくなります。
使える器具と使えない器具があります。基本的に取り付ける照明器具メーカーに確認をお願いします。
器具にランプが入らない、器具にランプが当たるなどのほか、一般的な電球形LEDランプは、断熱施工用の埋込型照明器具ではつかえません。 (SG、SGⅠ、SBのマークがついたダウンライトなど)
ランプの交換時、口金サイズが同じでも器具のサイズや形状により取り付けられない場合があります。 下図のように、ダウンライトのソケットが斜めや横向きの構造の場合、電球形LEDランプの適正な光の広がり方や明るさを得られない場合がありますのでご注意ください。
(斜めに取り付けられたソケットにも対応した電球形LEDランプもあります。)
以下のポイントを事前にお確かめの上、ご購入下さい。