2023年10月27日(金)
結果発表と表彰式を行いました。
ご応募や一般WEB投票へのたくさんのご参加ありがとうございました。
照らすだけじゃない!
あかりの新しい可能性の
アイデアを募集!
日本照明工業会は、あかり文化の向上と
地域環境への貢献を目指しています。
このコンテストでは、日本照明工業会が提唱・定義する新時代のあかりの概念「Lighting 5.0」を基に、
未来のあかりのアイデアを募集します。
未来のあかりの可能性のアイデアを募集。従来のあかるさを得るための照明ではなく、Lighting 5.0のもつ「健康」「安全」「快適」「便利」の4つの価値を活用して、これからの暮らしや社会を豊かにするあかりのアイデアを考えてください。既に世の中にある照明の機能を使った活用アイデアでもOKです。特設サイトにあるアイデアシートをダウンロードし、ご応募ください。
表彰
最優秀賞賞金30万円
優秀賞賞金10万円
学生特別賞賞金10万円
特別審
査員賞賞金5万円
キッズアイデア
審査員特別賞記念品贈呈
奨励賞賞金5万円×3名
参加賞賞金1万円×10名(抽選)
募集期間
2023年5月9日(火)~2023年7月20日(木) 23:59
主催・協力・後援
主催:一般社団法人 日本照明工業会
協力:一般社団法人 照明学会
アイデアシートは
ピンチアウトで拡大できます
住人灯色 -JUNIN TOIRO-
とんがり帽子 TOPPAN株式会社
田中瑛人/岡部諒/小野彩音/神山航平
受賞者コメント
この度は最優秀賞に選出して頂き、誠にありがとうございます!このような賞をいただき大変嬉しく思います。「未来のあかり」とはどういうものか、メンバーと何度も意見を出し合い、それぞれの役割を全うする中で「住人灯色」というアイデアに着地することができました。
また、その過程でご協力いただきました皆様に深く感謝いたします。
本コンテストへの参加を通して得た経験を、よりあかるい未来の実現に活かせるよう今後も頑張っていきます!
特別審査員 コメント
僕たちの生活は、パブリック(公的)な空間とプライベート(私的)な空間、そのどちらかだけでは成り立たない。どちらかだけでは落ち着かない。公と私の間にある「共」の時間・空間があるから、主張がぶつかったり、すれ違ったり、脱線から何かが交わったり繋がったりして、落ち着いて「居」られる。光がぶつかるとき、僕たちは優しく交わっていられる。「住人灯色」は、そんな「必要ぶつかり」を与えてくれる気がする。
コンテスト実行審査員よりコメント
在宅勤務も一つのライフスタイルになり、住空間照明に求められる照明はとても多様化してきていると感じています。その中で、一人一人の生活シーンに併せて変化するあかりを生活者目線で提案いただきました。あかりが自動でついてきてくれる機能などより具体的な内容が盛り込まれ、近未来はこんな風になっているのではと思える、最優秀賞に相応しいアイデアでした。チームで応募いただき、メンバーの皆さんのアイデアがとても素敵に盛り込まれていました。
インビジブルライト
北九州市立大学国際環境工学部 福田裕美研究室
川上そよ香/河野真悟/天野瑛太
受賞者コメント
この度は未来のあかりアイデアコンテストで優秀賞を受賞出来たことを大変嬉しく思います。
このコンテストに参加することが決まってから、3人でアイデアを出し合い、厳選し、ブラッシュアップして「インビジブルライト」が形となりました。なので他の1次審査を通過した方々のクオリティの高い作品の中で優秀賞を頂けた時は本当に驚きました、嬉しかったです。
改めて今回は優秀賞を頂き本当にありがとうございます。この3人で参加出来るのは今回が最初で最後にはなりますが、また機会があれば是非参加したいと思います。
コンテスト実行審査員よりコメント
光は照らすものという固定概念にとらわれない、先を見えなくするあかりは、とても斬新なアイデアでインパクトが大きい内容でした。少し専門的になりますが、光は反射するもの(照らされるもの)がないと認識できませんが、このアイデアが実現するとあかりの用途がとても大きく広がる可能性があります。使われ方もしっかり検討されていて、新しいアイデアとして高く評価されました。ゼミのメンバーの皆さんという事で、仲良く検討いただいた事もしっかりと伝わりました。
安全のあかし 安心のあかり
兵庫県立大学
平田雛子
受賞者コメント
この度は数多くある作品のなかで、学生特別賞という素晴らしい賞を頂くことができて大変光栄です。このアイデアコンテストを通して、自分でアイデアを膨らませデザインし形に起こす、そしてそれを誰かに発信するということの面白さや難しさを学びました。また、それを誰かに評価してもらうことの喜びを知りました。このコンテストをきっかけに、これからもさまざまなことに挑戦していきたいと思います。
コンテスト実行審査員よりコメント
災害が多い日本では、停電時に避難場所まで安全に誘導するあかりの発想はとても大切と感じました。街づくり全体として考えられている点が素晴らしく、人工衛星や建物センサーからの情報をAIで解析するなど、最新技術も盛り込まれた内容でした。非常時だけでなく、通常のあかりもしっかり検討されていて、将来の街づくりの可能性が広がります。審査員より卒業後は日本の街づくりに携わって欲しいとのコメントもあり、将来性を強く感じる内容でした。
今回どのアイデアもすばらしかったため
特別審査員賞を増設いたしました!
友達になれる『あかりの妖精』常夜灯
鹿取徳和
受賞者コメント
受賞大変嬉しく思っております。
このアイデアのきっかけとなったのは、自分の子どもたちへの思いと、自分が子どもだった頃に常夜灯をつけてくれた親の優しさでした。
この大切な家族たちに改めて感謝をしております。
今後も変化と進歩を続ける技術に合わせて、変わることのない人の気持ちも明るく照らしてくれるような未来のあかりが増えていくことを願っております。
特別審査員 コメント
ずっと欲しかった、目を閉じてからの灯り。小さいころ、夜寝る前の部屋や廊下の薄暗さや闇がどんなに不気味で不安だったことか。だけど、明かりを消さなきゃ眠れない。目を閉じても、すぐに世界をシャットダウンできるわけじゃない。瞼の裏から、感じ続けている。点けるか消すかのどちらかじゃなく、あの心細い暗闇の時間にそっとよりそってくれる存在がいたなら、そりゃもう生涯忘れられない友達になるはず。
今回お子様からの応募も多数いただいたため
キッズアイデア賞を増設いたしました!
プールでおぼれても助けるライト
奥地洋翔
受賞者コメント
未来のあかりアイデアコンテストでぼくが考えた「プールでおぼれても助けるライト」が選ばれてとっても嬉しいです。
一次審査が発表された時、僕のアイデアがなかったのでだめだったと思ったけど、新しく出来た「キッズアイデア審査員特別賞」に選ばれてビックリしました。
人はおぼれる時にしずかにおぼれるとテレビで言っていたので周りの人に気づかせるようなあかりを思いつきました。こんな未来のあかりが発明されたら悲しい事故がなくなってみんなが楽しくプールで遊んだり泳いだり出来るようになるのでいいなと思いました。
コンテスト実行審査員よりコメント
ご自分が小さいころから慣れ親しんでいるプールという身近な場所でありながら、子供がプールでおぼれてしまうというニュースを見て思いついたという応募者の心優しい発想のアイデアです。照明が、おぼれている人を検知して人に知らせてくれるなら、プールに通うみんなも安心ですね。そんな願いも感じられ、添えてくれたイラストもとても上手にアイデアを表現してくれていました。満場一致でキッズアイデア賞を設けようということになりました。
けんけんぱライト
高橋直希
コンテスト実行審査員よりコメント
ほんわかと温かい、お子さんのいる方なら、どなたでも欲しいと思われるような楽しいアイデアだと思います。既製のゲームではなく、自分たちのオリジナルも作成できるなんて子供たちの創造性もどんどん膨らみそうです。
非接触型バイタルセンサー内蔵照明
株式会社JFIT-Link 善鷹蒔幸子
コンテスト実行審査員よりコメント
これがあれば孤独死やコロナで夜中に犠牲になった方など、どれだけの命を救えたのかと思える、照明が天井についていることを生かした、現代社会のニーズにマッチしたアイデアです。製品化に期待したいです。
侵入者防止全包囲センサーライト
伊藤文人
コンテスト実行審査員よりコメント
ドロボーが犯罪を犯す前に踏み留まることを狙ったユニークなアイデアで、イラストが分かり易く、一般投票でも人気でした。時々、犯罪防止に繋がる照明はないかと問われることもあり、このアイデアになるほどと納得しました。
アイデアシートは
ピンチアウトで拡大できます
表彰式
2023年10月27日(金)都内で表彰式が開催され、約200名のJLMA会員や取材のマスコミなどが参加し盛大な表彰式となりました。
表彰式では、特別審査員賞、優秀賞、学生特別賞、キッズアイデア審査員特別賞、最優秀賞が発表されました。表彰式には、JLMAの西原会長、特別審査員、JLMAのアンバサダー パックン、受賞者の皆さんが登場。西原会長より、「人々の生活に役立つものなどたくさんのアイデアがありました」と感謝の言葉が述べられました。またアンバサダーのパックンからは「アイデア、伝える力、見せる力。今の若者はみな兼ね備えているなと思いました。是非、このアイデアをみなさんの力で実現してほしい」と熱いエールが送られました。
『住人灯色 -JUNIN TOIRO-』を考案した最優秀賞受賞者は「本コンテストへの参加を通して得た経験を活かし、あかるい未来の実現に活かせるよう頑張っていきます!」とコメントするなど、Lighting 5.0のこれからに希望を感じる表彰式となりました。
- 応募受付開始2023年5月9日(火)
- 応募締切7月20日(木) 23:59
- 一次審査2023年8月4日(金)
- 一般WEB投票開始2023年8月23日(水)
- 一般WEB投票締切9月13日(水) 23:59
- 二次審査(オンラインプレゼン)2023年9月15日(金)
- 表彰式2023年10月27日(金)
アイデアコンテスト実行委員会(総合電機メーカー マーケティング部門)
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本コンテストに対する想い、期待することは?
私たちは、あかりの可能性をとても大きく広がりがあるものと考えています。単に明るくするという事だけではない、未来のあかりをお客様と一緒に考えて行きたいという思いからこのコンテストを企画しました。
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応募者に対してアイデアや発想をつくるアドバイスをお願いします。
街を歩いていても、職場や学校で頑張っている時も、家でくつろいでいる時もあかりは生活の一部になっています。普段、目に留まらないあかりに意識を向けていただくと「未来のあかり」が見えてくるかも知れません。
アイデアコンテスト実行委員会(照明メーカー 開発部門)
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本コンテストに対する想い、期待することは?
長いこと照明に携わる世界にいると、照明とはこういうものだという常識に捕らわれてしまい、新たな技術や製品開発の足かせになってしまうことがあります。その点応募される皆さんは、いい意味で非常識。我々が思いもしないアイデアにお目にかかれることに大いに期待しています。そしてこのコンテストを通して、皆さんに少しでも照明に関心を持っていただけたら幸いです。
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応募者に対してアイデアや発想をつくるアドバイスをお願いします。
例えばご自宅や仕事場で使っている照明に対して、何か不満を感じることはありませんか?あるいは街で見かけるようなあかりでも、何でも構いません。もっとこうなって欲しいとか、こうあるべきとか、少しでも思うことがあれば、それをもとにアイデアを膨らませてみてはいかがでしょうか?実現可能かどうかなんて考えずに、自由に発想してみましょう。
アイデアコンテスト実行委員会(照明メーカー 広報部門)
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本コンテストに対する想い、期待することは?
将来を担う若い皆さんに夢のある「未来のあかり」をご提案いただけることを期待しています。長年にわたり照明機器に携わり、常識にとらわれた我々には発想できないアイデアを多数ご応募いただき、我々に刺激を与えてください。皆さんのご提案を参考に、明るい未来を照らし出す照明業界となることを引き続き目指してまいります。
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応募者に対してアイデアや発想をつくるアドバイスをお願いします。
我々は地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けた「脱炭素社会」を実現するため、白熱電球などの従来光源からLEDへ舵をきり、省エネルギーに貢献してきました。照明がより一層発展するためには、省エネ性はもとより、人が快適(便利)に、そして安心して安全に暮らすなど、「あかり」がもつ可能性をご検討いただけると素晴らしい提案に結び付くかもしれません。
応募に関して
審査に関して
一般社団法人 日本照明工業会内
Lighting 5.0 ~未来のあかりアイデアコンテスト2023~事務局
03-6803-0501
受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00
(土日、祭日を除く)
主催
協力
日本照明工業会は、地球環境に配慮したやさしい“あかり”の普及に努め、
より安全で快適な生活環境を実現するとともに地球環境の向上に努めます。
照明業界の代弁者として、政府の成長戦略への取り組み、
国内外のステークホルダーへの情報発信、交流、交渉を通じて、
公平で健全な照明市場を形成し、照明業界の発展に貢献します。
〒110-0016 東京都台東区台東四丁目11番4号
三井住友銀行御徒町ビル8階
TEL.03-6803-0501 FAX.03-6803-0064
https://www.jlma.or.jp