蛍光ランプをご使用の皆様へ

全ての一般照明用
蛍光ランプ(蛍光灯)
について
製造・輸出入の禁止が決定

LED照明器具への取替えの加速をお願いします

  • 「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で、全ての一般照明用蛍光ランプ(蛍光灯)について、製造と輸出入の禁止が2027年末までと決定しました
  • 禁止となるのは製造と輸出入です。流通在庫の販売や購入、使用することは禁止されません。
  • 一般照明用高圧水銀ランプについては既に(2020年末まで)、製造と輸出入が禁止になっています。
水銀ランプがなくなる前にLED器具に交換しましょう!

製造・輸出入が禁止になる
一般照明用蛍光ランプ

電球形蛍光ランプ コンパクト形蛍光ランプ 直管蛍光ランプ 非直管蛍光ランプ 高圧水銀ランプ

水銀に関する水俣条約とは

水銀に関する水俣条約とは、水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。
経緯
国連環境計画(UNEP)では、第25回管理理事会(2009年)において、国際的な水銀の管理に関して法的拘束力のある文書(条約)を制定するための政府間交渉を開始すること、そのための政府間交渉委員会(INC)を設置して2013年までのとりまとめを目指すことに合意しました。 政府間交渉は2010年に開始され、2013年1月に「政府間交渉委員会第5回会合」(INC5)において条約の条文案が合意されました。
2013年10月には、熊本県で外交会議が開催され、「水銀に関する水俣条約」として条約の採択及び署名が行われました。

「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」の結果

2023 年10 月30 日~11 月3日、スイス・ジュネーブにて「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」が開催され、蛍光ランプの製造と輸出入がその種類に応じ2026年末又は2027年末までに禁止することが合意されました。

ランプに関する経過措置

赤い背景の箇所が今回追加された内容です。

ランプの種類 イメージ 最初の条約規制
禁止期限
追加条約規制
禁止期限
電球形
蛍光ランプ
CFLi
電球形蛍光ランプ 一般照明用
30W以下、Hg 5mg超
2020年末までに禁止
一般照明用
30W以下、水銀含有5mg以下
2025年末までに禁止
一般照明用
30W超、水銀含有全て
2026年末までに禁止
コンパクト形
蛍光ランプ
CFLni
コンパクト形蛍光ランプ 一般照明用
30W以下、水銀含有5mg以下
2026年末までに禁止
直管
蛍光ランプ
LFL
直管蛍光ランプ 一般照明用
<三波長形蛍光体>
60W未満、Hg 5mg超
<ハロりん酸塩蛍光体> 40W以下、Hg 10mg超
2020年末までに禁止
一般照明用
<三波長形蛍光体>

60W未満、Hg 5mg以下
60W以上、Hg 5mg以下
60W以上、Hg 5mg超
2027年末までに禁止
<ハロりん酸塩蛍光体>
40W以下、Hg 10mg以下
40W超、水銀含有全て
2026年末までに禁止
非直管
蛍光ランプ
NFLs
非直管蛍光ランプ 一般照明用
<三波長形蛍光体>

全てのW
2027年末までに禁止
<ハロりん酸塩蛍光体>
全てのW
2026年末までに禁止

2027年末までに、 全ての一般照明用蛍光灯について
「製造」「輸出入」の禁止が決定

LED照明器具への取替えをおすすめします

わが家まるごとLED化シミュレーション 電気代、消費電力、CO2排出量を試算する
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