LED照明器具採用の決め手は、漏れ光の抑制と、省エネ・節電
近隣に配慮した、LED照明へのリニューアル
ゴルフクラブ イースタン
支配人 渡辺三郎 氏
ゴルフクラブ イースタンでは、節電を強化し、経済産業省通達の努力目標を維持するなど、省エネに積極的に取り組んでおり、昨年2月にはフェアウェイ照明のLEDリニューアルを実施した。
都内の密集地に所在し近隣にはマンションがあることから、既設照明のメタルハライドランプ1000W×33灯に替えてLED投光器を17台設置。明るさはほぼ同等で、グリーンと空間の明るさ感など照明の質を向上しつつ、大幅な省エネを実現した。
今回は、リニューアルからおよそ1年経過した現在の様子と今後の展開について、ゴルフクラブ イースタン支配人である、渡辺三郎氏に伺ってみることにした。
安全性の向上と滞在のしやすさを目指したゴルフクラブ
本日は、昨年フェアウェイ照明をLEDにリニューアルされたイースタンゴルフ様のその後、ということでいろいろお話を伺ってまいりたいと思います。素敵な外観とホテルのような内装で、従業員の方々もとても感じよく、気持ちよくプレイのできる施設だなという印象を受けました。
ありがとうございます。当クラブは6年前にリニューアルし、外観はデザイナー様にお任せし、内装については居住性のよさ、滞在しやすい練習場を目指しました。
例えるならばホテルのようなホスピタリティです。特に女性のトイレにパウダールームを設置させていただき、女性のお客様にもご満足いただけるように配慮させて頂きました。
また、練習場ですのでやはり安全面というのを一番に考え、1~3階まで合わせて108打席ある打席幅もかなり広く取りまして、お客様が安全に快適に練習を頂くゴルフクラブをモットーとしております。
ナイター用照明にLED照明器具を採用した決め手。
今回、照明器具をLED にリニューアルされたきっかけや理由はどのようなものでしたでしょうか?
昨年4月に消費税が上がる事もあったのですが、同時に今33灯ある既設のメタルハライドランプの寿命が近づいており、そろそろ交換時期でもありました。加えて当施設の横に新築マンションがあり、ちょうど4月がご入居の時期でした。そのご入居前にリニューアルをしたいと考え、LED照明器具の話をメーカー様にお伺いし、LED投光器を採用することになりました。
消費税増税、器具寿命、そして近隣マンションが導入の決め手という事でしょうか?
LED照明器具採用に至ったもうひとつの大きな要因として、既設照明器具の架台を、新しいLED照明器具にも利用できた事もありました。
これは工事費用削減もありますが、工期が短縮されることで休業期間も短縮されお客様へのご迷惑を最小限に抑えられるという点もありました。
また、先ほどの近隣マンションの件ですが、練習場を十分に明るくするとどうしても近隣にそのあかりが漏れ、ご迷惑をかけてしまうと考え、リニューアルに際しお願いしたのが、「既存照明のランプを33灯新品にしたのと同等の明るさで抑えて頂きたい。」でした。
そこで、「漏れ光」という横に漏れる光が少ないLED照明の特徴をお聞きし資料もいただいて、当練習場には一番適していると判断し採用させて頂きました。新しくご入居なされる皆様にも、まぶしいとご迷惑のかけることのない照明のリニューアルが実現しました。