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廃止対象となる蛍光ランプは、期限以降の製造及び輸出入が廃止されますが、廃止期限後においても在庫品の流通・販売や既存製品の継続使用は可能です。
一般照明用の蛍光ランプを使用している設備等について、計画的なLED化を進めていただくとともに、引き続き当該蛍光ランプの使用が必要である場合には、在庫切れとなる前に必要数を調達いただくなどご留意願います。
詳しくは環境省ウェブサイトをご確認ください
ランプの「一般照明用」及び「特殊用途」の定義並びにその具体的な用途又は製品例について第2版（2024年7月26日）（PDF）
(一社)日本照明工業会は、水銀に関する水俣条約を踏まえ、既存の使用済み水銀使用ランプの回収スキームにおける水銀回収のための普及啓発活動の一環として、使用済み水銀使用ランプの分別・回収に係る情報を提供いたします。
家庭及び事業者で使用される水銀使用ランプの種類や排出方法は異なりますので、「家庭向け」及び「事業者向け」に分けて紹介します。
について水銀使用マークは、水銀を使用していることを示すマークで、ランプ本体又はパッケージ等に表示されています。
※Hgは水銀を表す元素記号です。
すでに2016年末頃から一部の品種で表示を開始していますが、その後、徐々に表示品種が広がっていくものと予想されます。
環境省から平成27年12月に発行された「家庭から排出される水銀使用廃製品の分別回収ガイドライン（PDF・環境省にリンクします）」では、その23頁、2.5中間処理、最終処分及びリサイクルの対策概要に『分別回収した水銀使用廃製品の焼却処理は行わないようにする（焼却処理の禁止）』と記載されており、蛍光ランプ等の使用済み水銀使用ランプの焼却処理を禁止しています。
環境省から平成29年6月に発行された「水銀廃棄物ガイドライン（PDF・環境省にリンクします）」では、蛍光ランプ等の水銀使用ランプは、水銀使用製品産業廃棄物に該当するとし、更に、その95頁、5.3.6最終処分、（１）最終処分基準において、『水銀使用製品産業廃棄物は、安定型最終処分場に埋立てないこと。（参照）令第6条第1項第3号イ』と記載されており、水銀使用ランプを産業廃棄物として最終処分する際、安定型最終処分場への埋立処分を禁止しています。
廃棄物処理業者におかれましては、当該水銀廃棄物ガイドラインに則った適切な最終処分を実施頂きますとともに、排出事業者におかれましても、このような適切な最終処分を行っている廃棄物処理業者を選定頂きますようお願い致します。（廃棄物処理業者において不適切な最終処分が行われた場合、排出事業者がその責任を問われます。）
なお、（一社）日本照明工業会の「使用済み水銀添加ランプの水銀回収に関する協議会」に加入していた処理業者は、当該水銀廃棄物ガイドラインに則った最終処分を実施すると同時に、水銀使用ランプの一般廃棄物についても水銀使用製品産業廃棄物に準じた最終処分を行っております。また、地方自治体等へも水銀使用製品産業廃棄物に準じた最終処分を推進いただけるようお願いをしております。
