LED照明リニューアル事例(教室 廊下)

学校・体育館の省エネ手法

LED照明器具へのリニューアルで、2倍以上の明るさの確保と同等以下の消費電力の削減

省エネとメンテナンスコストの大幅な軽減を達成

■学校法人 智香寺学園 正智深谷高等学校
所在地 :埼玉県深谷市

すべての生徒が活き活きと学べる学校を目指す正智深谷高等学校は、1952年に女子教育機関として創設され、男女共学となった後、2003年より現校名になった。「なりたい自分がきっとある。」というキャッチコピーのもと、自己実現に向けた教育を展開し、国公立大学や難関私大への進学実績をあげ、全国クラスの実力を誇るスポーツクラブも多く活動している。
この度、学園の将来計画のなかで、築40年の校舎である1号館の耐震化工事が行われ、同時に全面改装となった内装とともに、LED照明器具にリニューアルされた。

明るさと共に、スマートなデザインの学習環境を実現。

5棟ある校舎の中心棟の1号館。一般教室は天井と壁がホワイト系で美しく改装され、床のフローリングも一新された。室内の明るさとスマートなデザインを重視し、照明には一体形LED照明器具を1教室当たり24台を採用。スリムな形状の一体形LED照明器具によりすっきりとした空間を、4,000Kの光源色を採用し落ち着いた空間を作り出し、快適な学習環境を実現している。
また反射光を効率よく天井面に広げる器具構造により、室内の明るさ感も向上した。
これによりFLR40W×1灯用と2灯用蛍光灯器具を併用して12台設置していた従来と比べ、平均照度が2倍以上の明るさになり、消費電力が同等以下に抑えられた。また窓側の照明と他列の照明回線を分けて、晴天の日は窓側の照明を消灯し、さらなる省エネができるよう配慮している。


一般教室にはスリムなデザインと天井面も明るく照射する一体形LED照明器具を採用

廊下もLED照明器具にリニューアルし、快適な移動空間を創出。

廊下にはFLR20W×1灯用蛍光灯器具が設置されていたが、リニューアルで42W形蛍光ランプと同等の明るさを消費電力18.2Wで実現するLEDダウンライトを採用。廊下も2倍以上の明るさを確保し、快適な移動空間を実現している。


廊下はLEDダウンライトを採用

よりよい学習環境の実現と、メンテナンスコストの大幅な軽減を達成。

このほか、図書室や音楽室、保健室や家庭科室などにも一体形LED照明器具、トイレには人感センサー付LEDダウンライトが採用された。こうした全面的にLEDへリニューアルしたことで、よりよい学習環境の実現と、LED照明器具の長寿命によるメンテナンスコストの大幅軽減を達成している。


図書室書架の照明

家庭科室の照明

保健室の照明

音楽室の照明
 

今回のリニューアルに採用頂いた照明器具

製品名: 一体形LED照明器具
特 長: 器具光束4,130lm
消費電力30.7W
一体形LED照明器具
 
製品名: LEDダウンライト
特 長: 器具光束1,980lm
消費電力17.8W
LEDダウンライト
2014年 7月

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