地震に強い構造とした新たな装いで復興した校舎 外構を含め全てLED照明器具を採用
環境に配慮した校舎棟をはじめ全てLED化
■登米市立 石越中学校
所在地 :宮城県登米市
石越中学校は、東日本大震災で大きな被害を受け、しばらくの間、仮設校舎で授業を行っていたが、この度、待望の3階建ての新校舎と2階建ての新室内運動場が完成。地元木材を使用し、木がもたらす優しい空間を表現しつつ、建築設計を見直し、より地震に強い構造としている。
エレベーターをはじめ、玄関、昇降口にはスロープ、各階には多目的トイレを設置し、バリアフリー対応になり、そして、照明は外構を含め、全て省エネ性能に優れたLED照明器具を採用された。
学校用LED照明器具により、照度ムラのない快適な学習環境を実現。
照明は、省エネルギー・省CO₂・省メンテナンスを配慮し、校舎棟・屋内運動場とも全てLED照明器具を設置し、さらに災害による停電時に活用できるよう屋上に太陽光発電を装備した。
校舎棟の普通教室をはじめ、音楽室や調理室、美術室、理科室などには、学習時の不快なグレアを抑制し、照度ムラのない快適な学習環境を実現するため、上方向にも光が回り部屋全体を明るく包み込む直管LEDランプ器具を採用した。
部屋全体に光が回る理科室
パソコン画面への映り込みを抑制し、快適な視環境を確保。
パソコン室の照明は、直管LEDランプ器具埋込みシステムアップ下面高効率アルミルーバー付を採用。パソコン画面への映り込みを抑制し、目の健康を配慮しつつ、快適な視環境を確保。
そのほか廊下などの共用部にはLEDダウンライトを、校長室には一体形LED照明器具を設置している。
直管LEDランプ器具埋込み下面ルーバー付を採用し、目の健康を配慮しつつ快適な光環境を確保しているパソコン室
LEDダウンライト使用の廊下
点灯回路を細分し、さらなる省エネを実現。
室内運動場の照明は、天井高10~12mを有するため省エネ性能が優れ、長寿命によるメンテナンスフリーのLED高天井用照明器具を採用。
LEDの特性でもある瞬時点灯・瞬時再点灯が活かされ、落雷などによる立ち消えにも瞬時に明かりを復帰。また、1列ごとに点灯回路を設け、1/2点灯・1/3点灯など、使用するエリアのみの点灯を可能にし、無駄な明かりをカットして、さらなる省エネを図れるようにしている。
室内運動場のアリーナ照明はLED高天井用照明器具拡散カバー付下面ガードを採用(落下防止ワイヤ付)
今回のリニューアルに採用頂いた照明器具
製品名: | 直管LEDランプ器具 |
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特 長: | 器具光束5,980lm 消費電力51W |
製品名: | 一体形LED照明器具 |
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特 長: | 器具光束6,390lm 平均消費電力61W |
製品名: | LEDダウンライト |
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特 長: | 器具光束1,610lm 消費電力14W |
製品名: | LED高天井用照明器具(拡散カバー付) |
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特 長: | 器具光束36,300lm 消費電力404W |