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国によるLED照明の税制優遇措置ほか、自治体によるLED照明の補助金・支援策が都度公募されています。対象になるか、ならないかは国、自治体の各担当課に相談されてはいかがでしょう。
なお、当工業会で証明書を発行する補助金等については、補助金等のページをご覧ください。
照明器具の寿命は環境によっても左右されるので、一律に4万時間とは言えません。
長期間経過すると、外観に異常がなくても、内部の絶縁物の経年劣化など(熱劣化など)により絶縁性能が低下し、まれに「発煙、発火、感電」等の原因になることもあります。照明器具の点検・交換時期の目安は8年から10年をおすすめしています。
一般的には器具全体を取り替えます。器具の仕様によってLED光源部のみを交換できるタイプはありますが、この場合は必ずメーカーへお問い合わせをお願いいたします。
主照明用のシーリングライトやペンダントライトは、天井に引掛シーリングなどがついていれば電気工事は不要です。
「調光器対応」の記載のある電球形LEDランプをご使用ください。調光機能がついた照明器具に一般の電球形LEDランプをつけると、破損・発煙・短寿命の原因となります。
参照「LEDランプの選び方使い方」
LEDからの光にはブルーライト(青色光)が含まれていますが、自然光や従来の蛍光ランプにも含まれており、目に対する影響は従来の蛍光ランプと変わりません。
詳しくは「LED照明の生体安全性について ~ブルーライト(青色光)の正しい理解のために~ (PDF)」をご覧ください。
従来の照明器具と同様に電気用品安全法に規定されております。また、関連するJIS規格にも、LED照明器具に関する規定が追加されています。
LEDの光源色は、JIS Z 9112(蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分)にて定められており、相関色温度と呼ばれる数値で区分けされ、次のような基準となっています。
昼光色 5700~7100[K]
昼白色 4600~5500[K]
白色 3800~4500[K]
温白色 3250~3800[K]
電球色 2600~3250[K]
K:ケルビン
ご家庭で使用のLED照明器具、LEDランプを処理する場合はご使用地域の廃棄物処理ルール(地域ごとの自治体にご確認ください)に従って処理してください。事業用照明器具は産業廃棄物として法の定め(地域ごとの自治体の定め)に従って処理してください。不明の場合は各自治体のご相談窓口にご相談ください。
お部屋に合った全般照明とデスクスタンドの局部照明を組み合わせることをおすすめします。
机の上を750 lxにするのが、一つの目安です。
lx:ルクス
リモコンの紛失や壊れた時に器具の操作ができなくなります。
壁スイッチが付いているお部屋でのご使用をおすすめします。
明るさ(光束値)は、光色によって変わります。メーカーのカタログにて光束値の確認ができます。
ON-OFF操作はできますが、壁スイッチをすばやく切替するとタイミングによっては、2台同時に切替できなくなる商品もあります。
詳しくは、メーカーにお問い合わせください。
風雨や直射日光などにさらされる屋外環境では使用できません。浴室用は、屋内の高湿環境に対応した商品となっております。
LEDとは"発光ダイオード"と呼ばれる半導体のことで、"Light Emitting Diode"の頭文字をとったものです。1993年に窒化ガリウムをベースにした高輝度青色LEDが実用化されたことにより、一般照明用としての白色LEDの開発・商品化が進み、現在ではほとんどの照明器具の主光源として使われています。
白色LEDは、青色LEDと黄色蛍光体との組み合わせで構成されているものが一般的です。
差し支えありません。現在では、白熱灯や蛍光灯の光とほとんど変わらないLED照明が商品化されています。
また、LED照明は省エネだけではなく、熱や紫外線をほとんど含まないので被照射物を傷めにくいという特徴があります。
LED照明器具・LEDランプは2012年7月に電気用品安全法の対象となり、現在ほとんどの商品に右に示すPSEマークが表示されています。ただし、直管LEDランプや防爆形照明器具など一部商品は対象外のため、表示されていません。
PSEマークは電気用品安全法に基づき、対象製品に表示されるマークです。
Sマークは法律に規定されているものではなく、第三者認証機関が安全基準を満たしていることを認めた製品に表示される第三者認証マークです。
下記の照明器具には使用できない電球形LEDランプがあります。
・調光機能が付いた照明器具。
・密閉形の照明器具。
・センサ機能が付いた照明器具。
・断熱材施工の照明器具など。
また、照明器具のサイズによって、取り付けられない場合もあります。
販売店や電気工事店、ランプメーカーに確認の上、正しい使用環境でお使いいただく事をお勧めいたします。
参考情報:
電球形LEDランプQ&A(PDF)
ご家庭向けLED情報
電球形LEDランプ(LED電球)の正しい選び方
LED照明は、頻繁にスイッチをON/OFFしても寿命にほとんど影響がありません。
当工業会でLEDシーリングライト、LEDペンダントライトの適用畳数の表示基準を制定しています。
参考情報:■LEDのあかり■LED照明器具の適用畳数について
一般的に主照明用のシーリングライトは、引掛シーリングなどがついた平らな天井であれば、工事なしで簡単に取り付けられます。ただし、傾斜天井など天井の状態によっては取り付けできない場所もありますので、詳しくはメーカーや販売店にご相談ください。